ペット用サプリメント通販のPawte(ポーテ)公式オンラインショップ|AHS運営 5,500円以上ご購入で送料無料

 

犬,猫のサプリメント・アミノ酸

ロイシンは骨肉腫、肺がん、腎がんに効果示す

-ロイシンは骨肉腫、肺がん、腎がんに効果示す- 


コーネル大学の論文の内容を簡単に紹介

ロイシン、イソロイシン、バリン、アルギニンには

犬の骨肉腫、気管支肺がん、犬腎臓尿細管上皮細胞由来株に対し

増殖抑制効果はあるのか?


その結果・・・
ロイシンとアルギニンに強い増殖抑制効果を認めた。

また、ロイシンはがんによる悪液質の状態でも骨格筋を増加させることも述べています。


必須アミノ酸・アルギニンの効果について

-必須アミノ酸・アルギニンの効果について-



アルギニンには以下のようないろいろな作用があり、人では栄養ドリンク、サプリメントとして広く利用されていますが、今では犬・猫のサプリメントとしても注目されはじめています。

アルギニンによる血管拡張作用及び血流促進効果

アルギニンは一酸化窒素 NO の前駆体です。 一酸化窒素は血管を拡張させる因子である内皮由来血管弛緩因子の一つです。 そのため、アルギニン摂取によって血管は拡張され、血流は促進されます。 小型犬に多発する僧帽弁閉鎖不全症の軽症例に使用可能な、安心安全な犬用サプリメントとして、また重症例では血管拡張薬への協力作用を発揮するサプリメントとして期待されます。

アルギニンの免疫力増強効果

これも一酸化窒素の作用で、免疫細胞であるマクロファージを活性化させ、病原体やがん細胞・腫瘍細胞を攻撃します。 犬のがん患者には摂取タンパク質の2%以上のアルギニンを摂取する事が有効であるとOgilvieが2000年に報告しており、免疫増強の犬用サプリメントとして利用できます。

アルギニンによる疲労回復効果(アンモニア解毒)

人では疲労物質の一つと考えられているアンモニアを低減することから、疲労回復剤として利用されています。 犬・猫でもアルギニンを含まない食事により高アンモニア血症が起こる事が知られており、人、犬、猫ともにアンモニア解毒という同じ働きを持っている事がわかります。 肝性脳症治療補助としての犬と猫のサプリメントとなり得るでしょう。

アルギニンの創傷治癒効果

アルギニンは、アルギニンの持ついくつもの作用が協力し合うことで創傷治癒の促進や褥瘡(じょくそう、床ずれ)の低減が期待出来ます。 上記の一酸化窒素産生による血管拡張作用、免疫力強化作用、下記の成長ホルモン分泌促進作用はそのホルモンが細胞増殖とコラーゲン合成を促す結果、肉芽の増殖と上皮化の促進につながります。そしてこれらが相まって創傷治癒を促進し褥瘡を低減させます。 小型犬、猫には褥瘡は起こりにくいのですが、中型犬・大型犬が寝たきりになった場合には頻発しますので、予防や病変部改善の一助になります。

アルギニンのその他の効果

成長ホルモン分泌促進効果 カフェインの覚醒作用増強効果

アミノ酸はサプリメントとしての効果の多くは、食物に必要量含まれていても十分に発揮されず、栄養素として利用されます。 サプリメントとしての効果は短時間で充分量が吸収された場合にその効力を発揮します。

  • 2018.05.15
  • 16:29

アミノ酸サプリメント

-アミノ酸サプリメント-

人で多用されている様々なアミノ酸サプリメントは、犬・猫をはじめ各種動物においてもほぼ同じ働きをすることが知られています。
アミノ酸には、必須アミノ酸と非必須アミノ酸があり、人・犬・猫では必須アミノ酸の種類がわずかに異なります。
アミノ酸は普段食べている肉などのタンパク質が消化された成分で、各種のアミノ酸は単独で特別な作用を示すことが知られ、医薬品になっているものもあります。
医薬品の例として、グルタミンは胃・十二指腸の粘膜を守ったり修復をする効果があります。
メチオニンは複合剤になりますが強肝・解毒、抗アレルギー作用を持つ薬品になっています。

アミノ酸の使用目的は?

私たちがアミノ酸サプリメントを使用する目的は二つに大別されるでしょう。

  (1)サプリメントとしてアミノ酸個々の持つ特殊な作用が目的。
  (2)栄養剤的に栄養補給が目的。
そして疑問点が出てきます、これらの違いはどこから?

  (3)特殊作用が発現することと栄養補給となる相違点



(1)各アミノ酸特有の作用を期待し摂取する

必須アミノ酸か非必須アミノ酸かに関わらず個々のアミノ酸には様々な働きがあります。
ここでは分岐鎖アミノ酸BCAA(イソロイシン、ロイシン、バリン)について簡単に紹介します。

分岐鎖アミノ酸  BCAA の作用について

BCAAはイソロイシン・ロイシン・バリンの3種類のアミノ酸で、筋肉量増加やアルブミン合成を促進させる作用を持ちます。
ボディビルダーのような過剰に筋肉をつける目的では、高タンパク食をベースにプロテインやホエーを追加するより、BCAA(特にロイシン高配合)を追加する方がより筋肉を増加させる事が判明しています。
この作用は高齢や重症疾患によるサルコペニア(筋肉減少症)の改善にも使用され、QOLの向上に役立てられ始めています。

分岐鎖アミノ酸 ロイシン の特別な作用について

ロイシンはタンパク質合成のシグナル分子として知られており、筋肉合成開始の指令を出すなどの作用を発揮します。
様々な要因から起こる筋肉減少症、低アルブミン血症などに有用となります。
また、非常に弱いながらも血糖降下作用もあります。

分岐鎖アミノ酸 イソロイシン の特別な作用について

イソロイシンは糖尿病患者に有用である事がわかってきました。
イソロイシンは糖代謝に強く関わっており、糖代謝を制御するシグナル分子として作用します。
イソロイシンの血糖値上昇抑制作用は、筋肉へのブドウ糖の取り込みを刺激し、全身の細胞にブドウ糖の利用を促進させ、肝臓における糖新生を抑制(肝臓でブドウ糖を作らせない)することで血糖値を低下させる作用があることが判明しました。(2014年発表)




(2)アミノ酸を栄養補給目的で使用

栄養補給目的の場合、ヒトでは WHO の数値が、犬・猫では AAFCO の数値がしばしば引用されます。
これらはヒト・犬・猫の理想的な数値を示しているのでしょうか?
これらはタンパク質・アミノ酸摂取量のミニマムを示しています、この量ではかなり少ないと考えてください。

食料事情の悪かった昭和中頃の調査で、日本人のタンパク質、アミノ酸平均摂取量が昭和34年に報告され、2007年改訂 WHO が示すアミノ酸の2~3倍もしくはそれ以上が摂取されていました。
いかに WHO の数値が低いかが知れます。

次に示す表はアミノ酸の1日の摂取量についてを示しています。
2列目:WHO の示す体重1kg当たりの1日摂取量。
3列目:体重60kgに換算した1日摂取量。
4列目:昭和34年に報告された当時の日本人の1日平均摂取量。
5列目:昭和34年に報告された岩手県の漁村142名の1日平均摂取量。
6列目:昭和39年の1年間に女子大の寮生45名が食事やおやつなど摂食した全ての食物を記録したデータからの1日平均摂取量。

尚、WHOの示すタンパク質摂取量は 0.66 g / kg・体重 / 日で、体重60kgに換算すると、1日 39.6 g になりますが、漁村の平均タンパク質摂取量は89.1gであったと報告しています。

WHO の示すタンパク質必要量について、一般社団法人 日本腎臓学会の情報で以下のように説明されています。

WHO の示す平均タンパク質必要量の 0.66 g / kg・体重 / 日は、この量では半数がタンパク質不足に陥る量という意味である。
成人の 97.5 % がタンパク質不足とならない摂取量は 0.83 g / kg・体重 / 日 である。 (医学・薬学・獣医学等では50%致死量の LD 50 などのように、半数に問題が起こる数値を基準としてよく使います)



(3)同じアミノ酸が、特殊な作用を示すのと、その作用を示さず栄養素となる事、どう違うのか

ひとつひとつのアミノ酸が持つ特別な作用は、短時間にそのアミノ酸の血中濃度が上昇する必要があります。
例えばイソロイシンの血糖値を下げる作用などです。
肉や豆腐にもイソロイシンは豊富に含まれていますが、食後ゆっくりと消化吸収されるために、血糖値を下げる作用を発揮させる程の血中濃度には至らず、イソロイシンの通常の使命である栄養素になるのです。

この事は、薬品やお酒をイメージして頂ければ理解しやすいです。
ここでは飲酒でイメージをしてみましょう。
アミノ酸の血中濃度がアルコールの血中濃度、アミノ酸の特殊な作用がほろ酔いということになるでしょうか。

ビールをジョッキに2杯(1000ml とします)ほど飲むとほろ酔い気分となる人に、この量を48等分し30分毎に飲む事を24時間続けたとしても、ほろ酔い気分にはひと時もならないでしょう。
具体的には、1000ml の48等分はおよそ20.8ml で、これは大さじ1杯半に満たない量です。
30分に1回大さじ1杯半弱のビールを飲むことを1日続けけたとしても、ほろ酔い気分にはならないでしょう。

このように消化吸収に時間がかかると、血中濃度がしっかりと上昇せず、機能性食品として働くことなく栄養素になります。

カゼインなどのプロテインは消化吸収に6~8時間程度かかります。

ホエイは消化吸収しやすく好まれていますが、これもタンパク質であり消化吸収には数時間かかります。

アミノ酸は消化が不要で吸収されるだけですので、血中濃度を急速に上昇させる事が出来ます。
以下の論文より15~30分以内で血中濃度が上昇し、そのアミノ酸特有の作用を発揮させる事になります。




アミノ酸吸収の速やかさがわかる論文より

人と犬におけるロイシン投与試験(投与後のアミノ酸血中濃度と血糖値の変動を調査した実験)

人・・・ロイシン投与後30分毎の血中アミノ酸濃度をチェック     

                 投与量は150、300、750mg/kg       

                 全投与量全員で30分後には血中アミノ酸濃度が上昇した



犬・・・ロイシン投与後15分毎の血中アミノ酸濃度をチェック

     投与量は150,300,400,600,750mg/kgの群

     2頭を除き15分後には血中アミノ酸濃度が上昇した     (1頭は30分後、1頭は45分後に上昇)

(コントロール群に比べ人、犬で血糖値の軽度の低下も報告されています。)

  • 2018.05.15
  • 16:31

アミノ酸サプリメントBCAAについて

-アミノ酸サプリメントBCAAについて-

アミノ酸はタンパク質を構成している物質です。アミノ酸は、人間はもちろん動物の体にとっても重要なものでペット用サプリメントもあります。そんなアミノ酸サプリメントの中でも近年注目されているのがBCAAです。

BCAAとは

信頼関係を築く

BCAA(分岐鎖アミノ酸branched-chain amino acids)とは、イソロイシン、ロイシン、バリンの3種類の必須アミノ酸を指します。肉、卵、大豆などに多く含まれるタンパク質が胃や腸で消化されるとさまざまな種類のアミノ酸に分解され、これが吸収され体のタンパク質の源となります。必須アミノ酸は体内で合成できないため、食物など外部から摂取をする必要があります。BCAAは多くのアスリートが愛用しています。トレーニング後の疲労回復効果のみならず、筋肉の成長を促進する効果もあると考えられているからです。そのため、最近では、BCAAは筋肉の衰えを伴う疾患に利用されているほか、肝硬変患者のQOLを高めるなど注目が集まっています。

BCAAの様々な利点

必須アミノ酸であるBCAAは、吸収するのに消化される必要がないため、きわめて速やかに吸収されます。そしてなによりアレルギーの心配がないといった利点があります。

以下のようなトラブルで悩んでいるときには取り入れたいものです。

・重度な肝疾患による様々な病気やトラブルが起きているとき
・低アルブミン血症
・犬に多く認められる胆のう疾患の胆泥症
・老化からくるサルコペニア(筋肉減少症)
・ロコモティブシンドロームからくるサルコペニア(サルコペニアからくるロコモティブシンドローム)
・癌、悪性腫瘍によって起こるサルコペニア
・癌、悪性腫瘍による悪液質が引き起こす食欲不振

また、人間では肝癌細胞の分裂を停止させ、増殖抑制することが証明され、マウス、ラットでは、インスリンの感受性を高めることが認められています。

愛犬の健康維持には、当店が販売するサプリメントをぜひお役立てください。

カレンダー
  • 今日
  • 定休日
  • 発送業務のみ

土日祝日が定休日となっております。
定休日はお問い合わせや発送業務はお休みさせていただきますのでご了承ください。
平日は可能な限りメール、お電話等お問合せの対応はさせていただきますが、出られない場合もございますのでご了承ください。

ページトップへ