抗酸化サプリメントの落とし穴

2007年2月、アメリカの医学雑誌American Medical Association Studyに抗酸化サプリメントと死亡率の関係がコペンハーゲン大学病院の研究者によって発表されました。

論文　：　Mortality in Randomized Trials of Antioxidant Supplements for Primary and Secondary Prevention
(和訳　：　一次および二次予防のための抗酸化サプリメントの無作為化試験における死亡率)

上記論文で抗酸化サプリメントを飲み続けることによりかえって寿命を縮める可能性が報告され注目を集めました。
そして続々と抗酸化サプリメントを取り続けるのはよくない等という報告がされてきております。

まず初めに、必ずしも抗酸化サプリメントを摂取することが悪いという事ではございません。
では何故かえって寿命を縮める可能性が報告されたのかを順を追って説明いたします。

抗酸化サプリメントは摂取することで体内の活性酸素（＝酸化物質）を除去してくれる働きが御座います。

活性酸素の発生原因
・炎症
・紫外線
・排気ガス
・タバコ
・ストレス
・医薬品
・食品添加物

など様々です

活性酸素が体内に蓄積すると・・・
老化やがんの原因になってしまうと言われています。

これらの事が証明され、抗酸化サプリメントを摂取することが癌の予防やアンチエイジングに良いと言われ広く浸透してきました。
ですので現在、抗酸化サプリメントは世の中に沢山存在し、飲んでいる方も多いと存じます。

ここまでが抗酸化サプリメントを摂取することによるメリットの部分になります。
もちろんこれらは事実であり、活性酸素が多くなってしまう事は身体にとって悪影響を及ぼしますので除去することが健康にとって重要であることに間違いはございません。

メリットの部分がまず証明され広く浸透することで、それを多く摂取したり長く摂取し続けると身体にどのような影響があるのかを研究する人が増えていきます。
そこで最初に紹介した論文等が続々とでてきました。

さて、ここからは抗酸化サプリメントを摂取し続けることによるデメリットの部分をご説明いたします。

抗酸化サプリメントによって除去される活性酸素は身体にとって悪影響しか及ぼさないのか、と言うとそういう訳ではない事がわかりました。
活性酸素は外部から入り込んできた異物を排除する働きがあるのです。
ここでいう異物とは細菌やウイルス等の微生物や、がん細胞等です。

これらの異物を分解、除去するのに活性酸素は重要な役割をになっているのです。
つまり、活性酸素は感染症の治癒に向けて働きます。
更に健康な人でも１日に１０００～５０００個のがん細胞ができていると言われており、正常な免疫機能や活性酸素の働きによりがん細胞をたたいているのです。
ですので抗酸化サプリメントを摂取し続けて活性酸素を除去した状態を常に保ってしまう事でかえって健康を害する恐れがあるのです。

さらには抗がん剤治療や放射線治療においてがん細胞を傷害するメカニズムに、活性酸素が関与しているということもわかっています。
事実、放射線治療や抗がん剤治療の最中には抗酸化サプリメントをとらないように呼びかけているがんの専門医の方もいる程です。
種々の抗がん剤に抵抗性になった白血病細胞に対し、活性酸素を発生させる薬剤が非常に有効であることも報告されています。

これらの事実が徐々に証明され、実験が行われたことによって抗酸化サプリメントの摂取を続ける事が逆に寿命を縮めてしまうことが分かったのです。

そこで、当店は顧問獣医師とともに様々な成分を調べ米ぬかアラビノキシラン（＝バイオブラン）にたどり着きました。
アラビノキシラン(バイオブラン）は自己の持つ免疫力を増強すると同時に酸化力も増強します。
そして酸化物質を必要な時に十分作り出し、酸化物質が必要な働きをして不要になったらしっかりと抗酸化をし、体内から不要な酸化物質を除去するのです。
このように自然な流れで必要に応じて酸化、抗酸化をし、免疫力も増強し、自己の持つ自然な免疫機構を存分に発揮するのです。
そして現在低分子米ぬかアラビノキシラン（オリザロース）というバイオブランmgn3を開発した前田博士が新たに開発した成分が誕生しました。